来月から「ワシズ」がはじまります


今までにも色んなところで『アカギ』じゃなくて『ワシズ』だろ!とかネタにされまくっていましたが、とうとう本当にはじまってしまうことになりました『ワシズ』。
近代麻雀オリジナル7月号(6/9発売)より連載開始です。

惜しむらくは作画が福本先生ではないということ。原恵一郎先生の絵柄は嫌いではありませんが、それはやはりどうしたって本家が最高。「アカギ」を別の人が描くとなったら、やっぱり福本先生の絵がいいと思っちゃうでしょう。福本先生の描く鷲巣さまが最高にかわいい。福本先生の描く鷲巣さまが一番かわいい。大事なことなので二回言いました。アニメの鷲巣さまもマーベラスかつエレガントですが、福本先生の絵が至高だからこそあのアニメのクオリティがあるわけで。

もう21巻とか、最近の本誌の展開とか、自宅・店頭で常に悶絶ものですよ。あそこまで愛らしさを振りまかずとも良かろうに。ものには限度ってものがあるんですよ。天井知らずの鷲巣さまに乾杯。


それにしても「ワシズ」。このタイトル凄いですよ。だって、主人公だもんなあ。
ワシズはギャグではよく語られていましたが、まさか実現するとは思いませんでした。

福本作品では、主人公の名前を覚えてもらいやすいように「カイジ」「アカギ」「零」「涯」「黒沢」「天」…まあある意味「銀と金」なんかも、とにかく主人公の名前がタイトルに入ることが非常に多い。それと同列扱いなわけですから。連載ということなので、いつかは書店に「ワシズ」の単行本が並ぶ時がくると思うと、何かむずむずするところがあります(どんな装丁になるんだろう)。

鷲巣巌はポジション的にはどう見ても「悪役」「敵役」であり、福本作品の主人公に多かれ少なかれ含まれているヒーロー成分はありません。麻雀がすごく強くもない、性格がいいわけでもない、潔くもない、友情に厚くもないし、人助けもしない。ただ何か、奇妙な魅力のあるキャラクターであることは確かです。

「ワシズ」はどんな物語になるのでしょう。上に書いたような、福本作品の主人公としての要素はありません。ということは、やはり鷲巣巌ならではの魅力が作中で展開されることになりそうです。
「ワシズ」の第一報(「アカギ」21巻挟み込みのチラシ)を聞いた時はまだ連載だとは知らなかったので、読み切りで、ニセアカギ戦でもやるのかな?と思ったのですが…「凡庸な…」というアオリが使用されているところを見ると、やはり鷲巣の未曾有の強運でもって凡人どもを笑い飛ばすような内容になるのでしょうか。

近代麻雀本誌の予告カットでは、現在の75才の鷲巣巌よりは若そうなカットがお目見えしています。また、白黒反転しているのに頭が白いということは、もしかしたらまだ髪が黒い頃の話なのかもしれません。
アニメ版では昔は髪が短かったようですが、あれはよく考えるとアカギの妄想いや想像の中の鷲巣なので、もしかしたら昔から髪は長いという設定なのでしょうか。どんな警察官僚よ。いや、それを考えると、やはり警察を退職したのち、共生コンサルタントを設立したあたりの話から始まるのかもしれません。私服だしね。
またその私服が妙な柄シャツ着てるっぽいのが凄く気になります。鷲巣さまはあの時代にあんなファッションに身を包み、周囲の私兵には白いスーツ着せちゃう類い稀なるセンスの持ち主なので、その辺も考慮して作画していただきたいです原先生。


さて自他ともに認める鷲巣大好きな私ですが、まだ不安と期待がない混ぜの状態です。
作画が違うというのはデカい。これで福本先生作画でやってくれるんだったら、即祭りですよ。毎月カーニバルですよ。


とは言え、友達のMAD職人に「ワシズ祭りやりましょう」とか言われたので、私も作ってみました。

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…が、二番煎じです。
のろのろしてたら、弟に先に作られてしまいましたorz

どうやら他にもこのネタ(Do-Daiで鷲巣)で作ろうとしていた方がいたようで、福本ファンの間では既に鷲巣巌はアイマスに出演していても別段不思議でないキャラクターとして認識されていると理解しました。ですよねー。
友達もいま鷲巣MAD準備中らしいので、とても楽しみにしています(わっしー☆ちゃんねるの人です)。


そんなわけで、よっっっっっっっっっっっっっっぽどの黒歴史でない限り、「ワシズ」毎月感想を書いていきたいと思います。まず最初の関門は、近代麻雀オリジナルを欠かさず手に入れること。本誌ですら時々店頭で見失うのに…果たして私は毎月ちゃんと近オリを手に入れられるのでしょうか?定期購読するしかないのでしょうか。


あ、「ワシズ」面白かったら久しぶりにチャットもやるかもしれません。