女性化の謎


「女性化」(男性だったキャラが女性の体になってしまうのではなく、もとから女性キャラであったとして描かれ、攻めキャラと恋をし、結婚したりする)が最近非常に増えたような気がするのも、それの一環じゃないかと私は思っています。


私は、女体化(男だったのが女の体になっちゃう)は嫌いじゃないんですが、女性化を書きたい人というのはなぜそう思うんだろう?と疑問に思っていたのです。
ある日、ある女性化の書き手さんが、女性化ものを書く理由に


「原作で幸せになれない(=男同士だから)二人を、幸せにしてあげたい」


と本気で語っているのを見てしまい、物凄い嫌悪感を抱いてしまいました。


いや、原作での二人は別に愛し合ってなんかいないし、お互い切磋琢磨し高めあい全力で戦いあうライバルだってだけですから!
二人とも別にそんな形で幸せにしてほしいなんて、これっぽっちも思っちゃいませんがな!!
第一、男同士じゃ幸せじゃないんか!男女で、恋愛して、指輪なんか買ったりしちゃって、表で仲睦まじくデートして、やがて結婚して、子ども生まれて、そんな風に「幸せにしてあげたい」?ハア?



…いや、もちろん女性化作品を書いている全ての方がそうだとは思いません。皆さん、いろんな意図や思いがあって書かれているのだと思います。たまたまその人がそういう人だったというだけのことでしょうが。それにしても。
いや、絶対私がまだ気づいていない、女性化を書く楽しさ、魅力、そういうものがあるに違いない!


ああ、だいぶ話がずれてきてしまった…女性化についてはまだあまり明確でないので、またゆっくり。