萌え履歴・ある腐女子の過去と現状


私も高校生の頃は幽白本出したりしてました。でも、アンソロ買ったり人のを読んだりはほとんどしませんでした(*だからなるしまも野火も知らない)。
中学校の頃ハマっていたものが、同時期の流行りものだったトルーパーやシュラトではなく、銀英伝・ラムネ&40(我ながら凄い組み合わせ)だったため、腐女子的作品自体も少なければアンソロもない状況だったので、「買わない」状態が普通になっていたためかもしれません。
でも高2あたりからハマったサイバー(フォーミュラ)は結構同人買ってたな。アンソロも買ってた。未だに修ブー本とか探してますけど。まあそれはいいとして、
どうして幽白で本買わなかったかっていうと、今から思えば


蔵馬が嫌いだったから


なのかなあ。
蔵馬嫌いで、飛影と桑原くんが好きで、当然蔵飛は苦手で、自分でやってたのは幽飛でしたし。蔵馬はビジュアル的に好みじゃなくて。なにあの車田マンガみたいなツムジの位置のキャラは!とかゆって。だから妖狐は好きだったんですけど。
もともと「美形キャラで沈着冷静な参謀役」みたいなのがあまり好きではないのでした。
腐女子カップリング合わないと読まない(ことが多い)ですよね。蔵飛をよけて通ると選択肢少ないんですよ。
昔、同人誌自体が今ほどに大きくなかった時代は「好きじゃないけどやおいだからとりあえず読む」ってのもあったと思いますが、今は好きなの選んで読めますもんね。
あとそれから、いっぱい同人買ってたサイバーと違うのは、幽白は幽白の原作それ自体での腐女子満足度が高かったのかもしれない。(先にあげた原作の特性上)
サイバーはもう、ものすごく捏造してください、みたいな!なんせほら、修ブーだったもんで…!捏造の世界に生きてた。ああ、今でも欲しい修ブー本。
サイバーは原作は現実の世界だから、幽白的なアプローチもパラレルでない限りはないし。そう考えると、同じハマりでも求めているものが随分違ったんだなあ。


その頃(高校生)から私はもう既にマイナーカップリング指向だったので、多量の同人誌を買えなくなっていました。マイナーカプは数が少ないから。
その代わり、自分で描く。好みのがないなら自分で作る…という傾向は、年々強くなってきています。
現在居るジャンル(もうすぐ一年になる)の同人誌もほとんど買ったことがないし、買おうともあんまり思わないんですよね…最近いつもそうで…買うのは作家買いのみ。
ストライクゾーンが物凄く狭いせいか、一ジャンル(大小関わらず)にお気に入りサイト(サークル)が一個あればラッキー、二個あれば万万歳…書いててさみしくなってきた…いや、単にいつもそれほど大きいジャンルには生息してないからかもしれませんが。


だからいわゆる大手さんとかにもほとんど縁がなく…列に並ぶこともなく…ああ、もうちょっと開拓とかして回った方がいいよなあと思いつつ、しないですし。スペースの中でぼーとしてる…
でも、大学入ってから芸能ジャンルに四年ばっかし居たんですが、そん時はかなり本買ってましたね。そのカップリングをやっている人に好みの作風が多くて。


今は…「自分がそのカップリングでやりたいこと」と、他人様のそれが大きく違うことが多いので、あんまり…他人様の本は買わない…かな…
というか、だから「自分で描く・書く」んですよね。他人様の作るもので自分の好みバッチリのものがあったら、私書かなくていいじゃん!自分の読みたいものがないから、しょうがない自分で書くしか!この湧き上がる熱い思いをどうにかするには!というところはあります。
私の友人たちは…どうなんだろう。作り手側ばっかりなんだけど、買う人は買うし、買わない人は買わないなあ。それにしても私は買わない方かな。買い専、読み専の友人ってそういえば、いない。


おお振りハマった時は「ああああああ同人読みたい!自分で書くんじゃなくて!他人様の書いたやつ!」と盛り上がったんですけど、やっぱり好みに合致するものはそれほど多くはないのですよね…もう少し、ストライクゾーンをひろげたい…
id:miu187:20040917#p1こちらを拝見したら、ああ、同人誌買うのって楽しいよねと凄く思えて、やっぱりもうちょっと開拓とかした方がいいよ自分、と思えた。まずイベント自体にあまり行かなくなってしまったのがなあ…


でもやっぱり、同人って、すげー楽しいですね!!