腐女子の生まれた日

id:midehi:20040729

は、H×Hクラピカ受がきっかけですか。何かわかるなあ!レオクラは私も好きです。どちらかと言えばピカ女派ですが。
思えば私は小5の頃、いわゆるキャプ翼の同人アンソロを読んでしまったのがきっかけでしたよ。うわあ。おおや和美とかが描いてた。ええ、そりゃもうショックだった。でも何か抗いがたい魅力があって、今にいたっているわけなのです。こんな自分語りすることになろうとは。

そして御自身のドリーム小説歴について実に詳細に語ってくださってありがとうございます。ケーキを見詰めるLっぽくあからさまに物欲しげに質問を書き連ねておいてよかったー。

ポタならわかるよかった。私も全巻持ってるし映画も全部観てます。
で、midehiさんの同人的流れを追ってみると

・クラピカ受がきっかけでハマり、最初はBLを愛好しドリームを見るのもイヤだった
・何かのはずみにドリームを読み、非常に面白く感じて今までの毛嫌いから一転、ハマった
・ポタには当時100話を越す長編、かつ原作に沿った内容(原作っぽいエピソード、行間を埋めるようなもの?)のドリームが多く、それが魅力的に思えた
・しかし、飽きてくるとどれも同じ内容に感じられるようになってきた。ヒロインがキャラから逆ハーレム状態なのが最初はよかったが、「姫」と呼ばれたりするのにも馴染めなくなった
・現在では、原作に沿った内容のドリームは(原作の展開からの?)逃げのように思えている

こんな感じで間違いはないでしょうか?つなげ方など間違っていたら申し訳ありません。
逆ハーレム…私は双子好きなので確かに奴らに逆ハーレムだったらちょっといいかも。でも、ハーレムより奴らと一緒にイタズラしまくりたいなあ。相棒になりたい。くっつくんならどっちかと秘密でしっぽりって私の好みはどうでもいいから。
それにしても、姫っていうのは凄い!ポタキャラに姫呼ばわりされる自分!ちょっと想像がつきませんが。姫なんて言いそうなキャラ、ギャグもしくは嫌がらせで双子くらいしか思いつかない。すすすす、スーに姫呼ばわりされたら………こ わい。(スーというのはいわゆる魔法薬学のきょうじゅで…私はポタなら彼が受を愛好しております)

関連:姫と呼ぶ文化圏1.2
http://d.hatena.ne.jp/kanose/20040725#hime
http://d.hatena.ne.jp/kanose/20040729#hime

これ引用して思ったんだけど、ポタの世界は基本的に英語だから「姫」という表現が成立するかどうか危ういのでは。魔法界に「姫」にあたる人物はいるのだろうか。いたとしたら彼女を指しちゃうからみだりに使えないだろうし。プリンセスとは訳せないよなあ。姫呼ばわりされちゃうポタドリームを英訳する時は、「姫状態」をどう訳したらいいんだろう。いや、そんな機会はないにしても、いわゆる姫状態って英語でなんて言うんだろう。あさのあつこの『バッテリー』を英訳する時、原田巧を指す「姫」の呼称はどうなるのか。マザーグースならマイフェアレイディだけど、ながったらしいなあ。

それはとりあえず置いておいて、続き。


・ポタドリーム界は、今は個性的なものもあるようだ(原作とは別物っぽい)
・BLやエロなドリームもあって驚いた

ボーイズラブなドリームってやっぱりあるんですね…ノーマルなのと、どのくらいの割合で存在するんだろうなあ。ジャンルによっても違うんだろうけど。エロなドリームって、私には書けと言われても難しくて書けそうにありません。もっともプライベートな行為を、自分(=ヒロイン)をあいまいな形にして書くのは困難極まりない。その人ならでの行為を描くことを制限されるわけですもんね。まあ、そんなことは望まれていないのかもしれないが。
そして、「あって驚いた」ということは、昔はなかったか、あっても少なくても目に留まらなかったのでしょうか。ドリームジャンルも成長しているのか、それとも腐女子の花魁ネタとかと一緒で末期になると出てくるものなのか。
それから、ここでもポタはやはり名前を直接書かない方がいいのか。映画の感想とかならいいけど、同人ネタでの言及はまずいのか。ドリーム小説は同人カテゴリなのか否か。
とにかくとっても勉強になりました。本当にありがとうございましたmidehiさん。これからもアホなこと書き連ねていくと思いますがよろしくお願いします。新たなる萌えには「おおきく振りかぶって」(講談社アフタヌーンコミックス、現在一巻発売中)を強く激しく狂おしくおすすめします。