ボーイズラブの棚に児童文学

あるサイトの日記で、
「本屋で、ボーイズラブ作品が平積みになっている場所に、ビーボーイなどの作品に囲まれて
 あさのあつこ『バッテリー』(文庫)『No.6』が置いてあった」
と言うのを見かけて大激怒。
(ちなみにおお振りも置いてあったらしい)

ボーイズラブっていうのは、「男同士の恋愛」を前提としたジャンルですよね。
ミステリ読んでミステリじゃなかったら怒るでしょうが。
SFって書いてあってSFじゃなかったら罵倒するし、ファンタジ(以下略)

どう考えたって「ボーイズラブ」ではありえない作品を
そういうところに置いて売ろうとするのって、本を売る者としてどうなんだ?
原作者をバカにしてねえか?何より、腐女子をバカにしてねえか?
別にボーイズラブというジャンルを頭からバカにしているわけじゃない。
私だって腐った女子だ。おお振り今月号を読んで
和巳くんと準くんに心震わせたりしている。

でも、それとこれとは話が別なんだ。当たり前だ。大前提だ。
原作は原作で、ボーイズラブでもなんでもなく、胸をはって立っていてほしいと思う。
そうでなければ、私たちは腐女子ではいられないんだから。