新しいガンダムのキャラ原案は高河ゆん

高河ゆんにハマっていたことを「黒歴史」とする腐女子さんは多いようですが…なぜっ…!
いいじゃないか!高河ゆんは偉大じゃないかっ…もっと評価されていいっ…!!


高河ゆんを初めて読んだのは小学校6年の頃だったと思うんですが(確か「ウィングス」で立ち読みした「アーシアン」の「ファントム・オブ・ジ・オペラ」の回だったと思う)、当時グリーン・ウッドとか好きだった自分には衝撃的だった。
何がって絵が!!絵が新しかった!!この人はなんてすごい絵を描くんだと揺さぶられました。
上手い絵、というのではないけど表現が、描線が新しかった。コマ割とか構図とか、真似しましたよ。影響されましたね。私個人の認識では、当時の女性のオタ界隈の絵柄にかなり影響を与えたと思います(エヴァが出た頃の貞本絵くらいの影響力はあった)。そっくりの人(漫画家)もいたし。


(連載は終わらせてくれないけど)未だに高河ゆんはすごい人だと思うし、ファンだ、とも思う。本当に本当にもっと評価されるべきじゃないかっ…
高河ゆんの作品の魅力はなんなのか?なぜ一時期の女子の心をつかんでやまないのか?そして黒歴史扱いする人が多いのはなんでなのか?というのはもっと解明されて然るべき!!
どうして尾崎南がマーガレットであれだけ支持されたか、ということも関係あると思うんです。
この二人は偉大すぎるほど偉大だと思うのに、ほとんど論じられないんだよなあ…


高河ゆんの作品の魅力って、やっぱりあの「根拠のない自信」だと思います。根拠は無いんだけど、言い切っちゃう。断言しちゃう。そう言うと批判してるみたいだけど、そうじゃなくて。
根拠ないけど、それに寄り添わざるを得ない孤独感。無力感。その辺を、すくいあげてくれるんだろうな、と思う。