自分のふたを開けてみた


ドリダイブしてみての、最終的な私自身の感想です。



私は、表層的な部分(容貌、自身のステイタスなど、そして女であるということも)で愛されたいと思わない。相手をも、そういう部分で愛したいと思わない。そうであってほしい、という妄想を強く持っている。それが腐女子創作活動にもつながっており、自分の書く二次創作作品はすべて、根底にそういう心情が流れたものになっている。


だが、ドリーム小説はその特性上、内面を描くことにまで到達することが難しい。書き手側に強いその人なりの妄想力がないと、作品にそれが出てこず、少女漫画やドラマの恋愛場面をなぞったようなものになってしまうため、表層的な部分のみで愛される、愛するような描写が多いように(私には)見える。そこが私と相容れない。満たされないものを感じてしまう。


しかし、もし私の「表層的な部分でなく愛してほしい、愛されたい」というドリームを表現するのが可能であれば、それに物凄い勢いでハマってしまう可能性は十分にある。


結局のところ、自分が書いている腐女子的な二次創作作品は「表層的な部分でなく愛してほしい、愛されたい」という私の妄想を満たす、オリジナルキャラの出てこないドリーム小説であるとも言えるのかもしれない。



以上でした。
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