今日は「おおきく振りかぶって」二巻の発売日ですよ

(*叶と三橋の関係性について、一部加筆しました)


身内のみんなのためにアナウンス。

しばらく本屋に行けてなかったので、買いそびれていた「サトラレ」7と「おれはキャプテン」4も一緒に買ってきました。

おお振りサトラレおれキャプの順に読んだのですが、おお振りは雑誌時点で読んでいるのでまあざっと。でも時折感動にぐいーんとなりながら。ちょい目に涙。
サトラレは(雑誌の方は読んでない)かなりの急展開で、最後には鼻をぐずぐず言わせて泣いてしまいました。なんということだ…個人的には、お気に入りのりんちゃんが出てこなかったのがちょっとさみしい。あの子なごむよなあ。


おお振り、細かい感想はとりあえず置くとして、書き下ろしネタの部分など(カバー取ってね)
いろいろ設定が明らかになった。叶が昔女子に嫌われるタイプのガキ大将だったこと(結構イメージ変わった)名前が修悟だということ、三橋のイトコの向こう隣の家に住んでいること、昔は三橋と下の名前で呼び合っていたこと。おおおおお。男の子が、年頃になって周囲に恥ずかしくなるのか名前の呼び方を変えるアレかあ。たぶん、実際「廉」「修ちゃん」として接してた時間自体は短かったんだろうから、すぐに移行しただろうけど。
「おじいちゃんのガッコなんか行かない」って激しく抵抗しているってことは、三橋はおじいちゃんが嫌いなのでしょうか。それとも単なる難しい年頃の自我の発露?そもそも、なんでわざわざ埼玉から下宿してまでおじいちゃんのガッコに通うことになったんだろうか。おじいちゃんがワンマンで、自分の孫は全員自分の学校に通わせる方針なのか。
三橋は昔から叶になついてたのね。たぶん、小学校の頃からあんなウザだった(中学でハブられたのもあるだろうけど、それはヒイキよりも三橋本人がもともとウザキャラだったからだと思う)奴とやさしく接してくれて、キャッチボールまでしてくれた修ちゃんが好きだったんだろうなあ。
三橋ってあんまり友だち作るの上手そうにも思えないし、小学校時代の友人とも離れて一人知らない人ばっかりの学校でやっていくの大変だろうって自分でもわかってて、嫌だったんだろうなあ。そんで、叶みたいな、運動神経よくて(たぶん)自然にみんなの輪の中心で好かれてて、女子とは仲悪そうなガキ大将って、三橋にとってあこがれの的なんだろうな。たぶん今でも。
(以下やや腐女子話)
とりあえず、カノミハ派の友人某がこの設定をどう消化してくれるのか楽しみです。腐女子思考としては、バッテリーのカップリングというのは普通だけど、投手同士のカップリングというのは珍しく、かつ画期的なので期待しているのですよ?お互いを認めているようでいて、通じ合うところもありつつも、マウンドは譲れないお山の大将同士。うわあ。ええやないの。それええやないの。
ていうか、腐女子妄想って、すわキスとかセックスとかじゃなくて、結局のところ、濃い関係性がほしいんですよね。キャラ同士の間に走る緊張感を求めている。
この間腐女子仲間で喋ってたときだったかな?原作でのキャラ同士の間に走る緊張感が耐えられなくて、恋仲にしてしまうという人の話を聞いた。私はそういうタイプではないけど(更なる緊張感を求めて踏み出させるタイプ)、気持ちはわかると思う。
ただ、腐女子妄想が広がり人数が増えてシステマチックになったため、萌え要素だけでくっつけることも出来るようになってきたので、外部から見ると「男キャラ見境なくくっつけて…」と思われたりもするんだろな。たぶん。まあ、それはいいとして。
叶と三橋の組み合わせの場合は、お互いの実力を認め合いつつ、争うポジション。投手としてのタイプも違うから、譲れない部分もありつつわかりあえる部分もある。三橋は叶に憧れ、憎むことが出来ない(かばってもらったりもしてるし)が今は敵同士。叶は三橋の実力を最初から認めつつも、自分の投手としてのプライドから、彼へのコンプレックスを打破するために戦おうとする。でも、基本的に三橋の存在は大事。
このからみあいもつれあった感じがなんとも!叶の高潔さというか素なところに、卑屈でコンプレックスの固まりの三橋の感情はきっと添うことは出来ないけれど、2巻での試合の結末によって、両者間に伝わるもの(今まではお互いに見当はずれな片思いだった感じ)があったら、よかったですね。て、これは萌え語りなのか。実は凄く真面目な感想っぽくなってね?(なってないです)


私は群馬出身なんですが、三星はなんとなく桐生市の高校っぽいなあと思っているのです。(前橋・高崎っぽくはないし、沼田とか渋川方面でもないだろうし、さすればやはり野球の強い高校の多い桐生だなと。第一、中等部のある私立高校なんて群馬にそうない。そのうち一つは野球部がないし)たぶん、直接のモデル高校はないんでしょうが。
三橋はたぶん群馬それ自体に馴染めなかったのだと思う。三橋の坊ちゃんぽさというか、都会の香り(*群馬と比べて)が、群馬県民とあわなかったのでしょう。だからやっぱり、埼玉の高校に行ったのは正解だったんじゃないかなあ。
三橋のイトコちゃんがかわいい!短め前髪に太め眉。ルリちゃんかあ…えへへ…今これでも、高校生になった今は結構変わっているのではと。眉整えて髪いじるだけで変わるからなあ。中学入る前って先輩に目をつけられないように、必要以上にきっちりしたりするしね。
あ、あとマネジの野球部に入った理由はまだ保留!?わんわんはアイちゃんっていうのね!


そして水曜日にはアフタヌーンですよ。どうしてくれようか。
実は私は2巻最後に登場した、阿部の昔の投手:榛名元希くんが今、死ぬほど好きなのです。
どのくらい好きかというと、このわたくしとしたことが、榛名に関しては一ミリも腐女子妄想できていないくらいなのです。
単体で好きすぎて、誰かと結びつけてとか考えられない。正直、先月号読んでた時は三橋すら忘れてた。榛名がもう、かがやいていて!ときめきすぎて!妄想どころか、この高鳴る胸のうちを必死でおさえながら恐る恐るページをめくり、榛名の一挙一動、表情、台詞、ひとコマひとコマにいちいちやられまくるしかできませんでしたよ。
あー好きすぎる榛名。
だから、アフタヌーンが出て、榛名が出れば出たで心臓止まりそうだし、出なきゃ出ないで胸がはりさけそうですよ。アーン。


そして一日はポタかー!!もうそんなか!!スースー!!(聞き流してください)

とりあえず、今日はこんなところで。