脱毛してます

唐突ですが、いま脱毛に通ってるんですよ。てぃーびーしー。
箇所は脚(膝頭〜足首までの六ヶ月コース)、ワキ、手(甲と指)がメインな感じで。あと足指と足甲毛もめんどくせーからやるべかな〜とか思ってるんですが、聞いた話によるとここが最も!痛いそう…です。ブルブル
ええ、あの、脱毛、痛いですそれなりに。各部位によって痛みが違います。一度、二人の人に両脚同時にやってもらう機会があったんですが、三分くらいであえなくギブしました…だめ、一個の痛みになら対応できるけど二個は駄目!!うん、なんかちょっと刺さった?くらいの痛みな時もありますが(*あまりない)、びくんと体が跳ねてしまう痛みの時も、やけに長い痛みのときもあります。
手の甲や指をやる時の機械と脚の機械は違うんですが(流す温度が違うそうです)、痛みのタイプが異なります。手の方が、いたいんだけど、割と我慢できる痛みかなあ。熱い感じ。ヤケド系です。針で刺して血が出た?ようなぽつんとした痕が残ることもある。そして何日かは直射日光厳禁です。
脚の方が痛みは短いはずなんですが、部位によってかなり痛い。骨の近く(足首とか)、ふくらはぎとかは痛めな感じです…「いた…」「い、いまのいたかった…」と思わず口にしてしまうことも。痛みに弱い人はやめた方がいいと思います…こっちは虫にさされたような赤い痕が数日残ります(個人差あり)。肌のタイプによっても痛みは違うようなので千差万別ですが。やはり毛穴大きいタイプの方がやりやすいそうです(私はやりやすい方…)。
脱毛のまずい所は、一カ所キレイになると他もやりたくなるところですね!脚(すねとふくらはぎ)は今のところちょっと見にはつるっとした感じなんですが、するとそれまであまり気にならなかった太腿の毛がすげー気になってくる。ワサワサしてるように見えて来る。あとさすがに腕はいいだろ…!と思ってたけど手の甲をやると腕毛すげー気になる!!あうう…でも腕コース値上げしたんだよなあ…この時点でかなり大枚を投入しているので、さすがにこれ以上は…
料金形態は分計算。1分×600円とか700円とか(機械によって違う)で計算します。コースだと三ヶ月は抜き放題であとは一ヶ月一回(一回に75分まで)な感じです。ちなみに手の指と甲は特殊箇所になるのでお高いです。
毛には周期があって、現在表に出ている毛(カミソリで剃る、抜くなどの自己処理をまったくしていないとして)がワッサワッサしているように見えても、その部分に生える毛全ての三割くらいしか表には出ていないのだとか。だから、その三割を一気に全部処理してツルツルにしても、しばらくすると別の毛穴からまたワッサワッサと生えてきます。完全にツルツルにするには一年〜一年半くらいはかかるそうで…さすがにそこまでする気はないけど、
そして脱毛処理料金以外に、ホームケア用の化粧品をもれなく買わされます(脱毛コースの場合は必須だと思う)。コラーゲンで出来たシート(十枚入りではっせんえんとかします)、ケア用ローション(250mlでろくせんえんとかします)。このシートがなかなか口で説明しにくい代物なんですが、元化粧品オタとしてはなかなか面白いです。ローションを含ませて脱毛した部分に貼って15〜30分くらいローションパックするんですが、最初はなかなか上手く出来ない。シートがね、不思議な感触なんですよ…で、貧乏性なもんだから、パックしたあとのこのシートを丸めて脚の別の箇所を拭いたりもするんですが、さすがに高いだけあって、なんかいいのよこれが。特に、爪の荒れに効く!またこのシートが原理よくわかんないんだけどかなり長い間湿ったまんまなんです。下手すると一日経ってもまだ湿っていることも。シートはさすがに高すぎるのでアレなんですが、ローションはちょっと普通に買ってもいいかもな〜でも高いかな〜やっぱり。
一回脱毛したところにはもう生えて来ない(ということになっている)のですが、脱毛したあとも毛穴が目立ったままで、なかなか視覚的に雑誌で見るモデルさんのような美しい肌にはならないことがあります。ので、マッサージ用オイルとか角質落とし用パウダー状のソープとかも買わされたり。更に、代謝を良くするドリンク(いっぽんいちまんにせんえんとかします)なども。さすが大手だぜ!儲けることに何のてらいもねえ!!どれも確かにいいんですが感覚としては市価相場の二倍くらいすんだよなー。まあ量も多いけどなー。値段帯としてはクレドポーと同じくらいかなー。そう思うとまあそんな高くねえか(クレドポーも割と量は多めなイメージ)。クレドポーのボディケア用品を買ったと思えばいいのか…
私はかなり剛毛だし量も多い方(*と思っていらっしゃる女性はたくさんいると思う)なので、一回脱毛しちゃうと、ほんと楽ですわー。だってさ、脚の毛を夜に風呂場でカミソリで剃ってつるつるにしても、寝て起きたらもうポツポツ来てて感触ザラザラになってるもんなー。黒々とした点がポツポツあるのがまた視覚的にアレだしなー。大学の頃からはソイエを使ってたんですが、これまた痛いしなー。際限ないし…脱毛に通いはじめると「もう絶対ソイエは使わないでください!(怒)」とてぃーびーしーのおねえさんからソイエ禁止令が出たので、今年の夏はほぼまったく使ってません。もういらなくなるのか…と思うと感慨深い…
ほんと、脱毛ってめんどいよなー。女のほとんどはそれで苦労しているのです。まれに「もともとまったく生えてこない」って人もいるけど。うちの母親とかもそう。うらやましくてしょうがないですよ…
さすがにこれ以上あそこに金落としたくないのでやらないけど、うな毛とかやりたいよね!(*うなじの毛)

ちなみに男性はひげを脱毛される方が圧倒的に多いそうですが,「痛そう!」と言ったら「ひげは意外に痛くないんですよ」と言われました。どうでしょうか、剃りあとが青くて困ってる男性の皆さん。ひげのあたりは割と感覚が鈍いそうです。

てぃーびーしー内で読まれる漫画

脱毛されてる時は病院のベッドみたいなとこに横たわっているんですが、痛みをまぎらわすために「なんかおはなししてください」とてぃーびーしーのおねえさんにお願いします。
私の行ってるてぃーびいーしーのおねえさん達は年齢二十代前半〜三十代前半くらいで、「この職業、肩とか凝りそうですね、目も辛そう。大変ですね〜」とかゆっても「そんなことないですよ!楽しいです!ずっとやってたいくらいです」などの答えがかえってくるほど社員教育が徹底しているようです。でも三十代前半(*見た目二十代半ばくらい)のおねえさんは、すぐ近くにある温泉センターにしょっちゅう通ってるってゆってたなあ。絶対きついよあの作業。
変なお客さんとか来ないんですか?と聞いたら「そういう人はだいたい、電話の段階でわかります」とのこと。なるほど、そうかもしれない。
みたとこ顧客は三十代〜四十代の主婦が多く(金もってそう)、たまーに高校生のお嬢さんなども親同伴で来られるそうです。たいていは自分でバイトで稼いだお金で「どうしても脱毛したい!」とおっしゃるのだとか。ワカル!わかるよその気持ち…ほんと毛の悩みって大きいよ。思春期には辛いですよ。

そんな感じで、毛を抜かれながらおねえさんとお話していると、ドラマの話から映画のタッチの話になり、漫画の話に。そこのてぃーびーしー内で流行っている漫画は、少し前までは「花より男子」、今は「NANA」だそうで…うーん、普通だね!!納得のラインナップ!!
内容に特に突っ込むこともなく、別の話題になったりしていたのですが。

次の予約の日は、初めて担当してもらうおねえさんでした。年齢はたぶん二十代前半。明るくかわいらしい方です。
例によっていろいろお話してもらい、部屋の掃除の話になり、散らかってますよーとかなんとか。

emifuwa「服とか本とか漫画とか、積んでありますからねー」
おねえさん「え、漫画、読まれるんですか?」
emifuwa「割と読む方だと思います」
おねえさん「えーそうなんですか!私、いまアニメにハマってて…でもご存知ないと思うんですけど…」
emifuwa「(アニメと漫画は違うよなと思いつつ)アニメはあんまり見ないんですけど、何ですか?」
おねえさん「あのー、『鋼の錬金術師』っていうんですけど」

ハガレン!!!!

emifuwa「ハガレンですか!(思わず略称を使ってしまう)」
おねえさん「!!そうですそうです!!え、ご存知なんですか!?」
emifuwa「アニメはほとんど見たことないですけど、原作は単行本持ってますよ。今すごい人気ですよねー」
おねえさん「えーほんとに!(超うれしそう)友達に面白いよって勧められて〜(以下ハガレンにハマったきっかけ話)」

おねえさん、オタとかいうんでなくて普通にハガレンにハマってるらしい。原作は読んでおらず、現在アニメのDVDをレンタルで見ている状態だとか。映画が公開されている時期だったのでDVDも良く借りられていたのか、なかなか返って来てないのが悩みだとか(まだ全部見てないらしかった)。

おねえさん「この間借りに行ったら、四本もあったんですよ!!今日も朝の四時まで見ちゃっててー、寝不足なんです〜」
emifuwa「(おいそんな状態で脱毛作業せんでくれよ!!)そうなんですか〜」
おねえさん「最初一巻のDVD借りられてて〜、三本目くらいから借りてみたら錬金術とかって全然意味わかんなくて〜こりゃだめだ、一巻から借りなきゃダメだ!って思ってー」
emifuwa「(そりゃそうだろうなあ…)あーわかんないですよね、錬金術って」
おねえさん「あれってお兄さんの方(エド)は何もなくても錬金術使えるけどー、弟の方は使えないじゃないですかー、でもあの書くやつ?(魔法陣?)って、何で書いてるんですかねー?」
emifuwa「(笑)何で書いてるんですかね?チョーク?」
おねえさん「(笑)チョーク?」

そんな間抜け会話。あと、あの世界ってどういう世界観(*世界観という単語は使わず)なのか?電話はありましたよねー?テレビはないですよね?とかそんな話をしました。
弟の、鎧の中からかわいい声がするのがいいですよね!とか、そんなん。
おねえさんの口調からオタっぷりはまったく検出できなかったので、オタの人ではないと思うのですが、そうか一般人もこないしてハガレンにハマったりするんだなーとかちょっと感動しました。

おねえさん「最初全然意味わかんないと思ってたんですけど、あの話って、奥が深いですよね!」
emifuwa「(…笑)奥が深いですよね!」