サマーウォーズを観に行ったよ
「サマーウォーズ」を観に行った。こんな感じだった。
↓↓↓
・近所の映画館で上映していないので、観に行くのが遅れた。ネットのネタばれ感想が見られずやきもき。
「カズマきゅん」という人がかわいいらしい。あと、「ものすごく…『ぼくらのウォーゲーム!』です…」らしい。
ウォーゲームは既に観ていて、面白かっただけに少しざわざわする。
・観に行った。
客層は「キレイ目な若い男性オタク、オタクカップル」みたいな人が多かった。田舎のシネコンで割引の日じゃないのにかなり入ってた。
「ぼくらのウォーゲーム」のことは、上手いこと脳の隅に追いやって観られたので良かった。
・知っていたけど、婚約者の振りバイトという設定にうんざり。
なぜ夏希が物理部に入って来るのか、もともと知り合いなのかの説明もここではされないために、「いくらなんでも適当すぎる」という不満が残る(小説版ではフォローがある模様)。
・それ以外は特に引っかかる所もなく、「こういうものだ」と思って楽しめた。
特にどんでん返しがあるでもなく、一つの方向に突っ走り、盛り上がり、最後にドーン。わかりやすい。
・OZのアバターデザインもかわいらしく、この辺りをもっと細かく見るために、是非DVDが欲しいと思った。
・ネットの描写はどんなにやってもすぐに古くなるんだから、あのくらい抽象的でいいんじゃないのー、うん、な。格闘フィールドの定義もよくわかんないけど、感じ感じ。
・キングカズマかっこいい!!そして、ケンジの仮アバターかわいい!あの絶妙なブサイクさがたまらない。
・カズマは確かにおいしすぎると思った。
・うちの父方の祖母も90歳台なのだけどあんなくらい元気。さすがにあそこまでなめらかに口は回らないけど、近いものある。
・そんな祖母の健康の秘訣は「よく歩くこと」(今でもかなり健脚)と、食事を大事にすること(元看護婦)。納得するしかない。
・侘助はどじっこ。
・「侘助 おまえは頭はいいが バカなとこが玉にキズだ」ってゼノじっちゃが言ってた。
・漏れ聞いたサマウォ感想から、カズマが間違いなく男の子だということを脳髄に叩き込まれていたため、「女の子かも…!」という期待を一ミリもせずに鑑賞してしまったのは、今思えば残念なことだった。
・とりあえず「実は女の子」妄想はした。
・しかし、「実は女の子」妄想が出来るのは男の子だからなのです。だから男の子で正しいのです。
・夏希は侘助とくっつき、健二はカズマルートでED妄想はした。
・ここサラっと書いてるが、この辺りの妄想でたっぷり一週間以上楽しめた。
・DVDはマルチエンディングにすべき。
・カズマルートと佐久間ルートは作ってください。
・ここらで一端落ち着いて、その他雑多な組み合わせ妄想も一通り楽しんだ。
・順列組み合わせが爆発しそうになり、小磯氏に小一時間講義していただきたいと思った。
・内容を反芻すると、あんまり意識しなかったけど、小磯健二役の神木くんはすごく上品で誠実ないい演技をしていたなあと思った。
・わかりやすく言えば、かわいかった。
・仮ケンジアバターへの思いが募る。
・もう一回観に行った。
・非常に細かいところで色々と、いい意味でゴチャゴチャと動いているアニメなので、複数回観に行って前回と違う視点で眺めるのが楽しい。
・一回目は夏希のキャラがあまり良く思えなかったが、二回目は非常にかわいらしい女の子に思えた(*ただし、コミック版等を読んで自分の中でキャラが補強されていたのかもしれない)
・二回目は「カズマは女の子かもしれない脳」で観に行った。
なるほど、確かにすごく女の子声。これは本気で勘違いする人がいても無理はないと思った。
・でも中で思い切り「兄貴になる」って言われちゃってるわ、ははは。
・時折見せる太黒眉毛に我にかえったり。
・どじっこが本当に「シシシ」って笑っていたのにウケた(初見では気付かなかった)。
・言われるほど「大家族礼賛」の話ではないように感じた。
大家族だったり親戚だったりのウザさもちゃんと描いてる。
家族ってまあだいたいこんなもんで、一枚岩じゃないし、鬱陶しかったり、無神経なこと言われたり、仲良くなかったり、それでいて外部は排除しにかかったり、都合のいい時だけいい顔したり、そしてそれは家族だけでなくて他の人間関係もおんなじ。
それが何かで一致団結したり、見知らぬ人たちと協力できちゃったり、大きなパワーになったりして、そういうのっていいよね!というものかなと。
そんな風に楽しめました。
*******
*そういえば、貞本さん描く最初のキャラ原案画の健二全身ショットの別人振りはかなり笑えます。
何このウザそうな優男(笑)
夏希は勝ち気そうな、いかにも「剣道娘」みたいな雰囲気だけど、映画ではその設定かなり削ぎ落とされちゃってるのが残念。
この雰囲気のまま映画化されてたら、相当違う内容になってそう。
公式ガイドブック。とりあえず資料として一冊買うならこれ。映画の流れをキャプ画像と共に追いやすくなっています。
サマーウォーズ 公式ガイドブック SUMMER DAYS MEMORY ニュータイプ 角川書店(角川グループパブリッシング) 2009-07-29 売り上げランキング : 108 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
完全設定資料集。お屋敷の背景ビジュアル設定などが豊富。OZの資料は少なく若干拍子抜けかも…
サマーウォーズ完全設定資料集 ホビー書籍部 エンターブレイン 2009-08-20 売り上げランキング : 148 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
絵コンテ集。500ページを越えるボリュームで、たっぷり楽しめます。眺めてるだけでも、映画の演出を反芻できます。
サマーウォーズ 絵コンテ 細田守 (ANIMESTYLE ARCHIVE) アニメスタイル編集部 スタイル 2009-08 売り上げランキング : 468 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
コミカライズ版。絵がキレイで、健二と夏希を丁寧に描いてくれてます。どうしてもカメラをかなり引いて映してる感じになってしまう映画版より、感情移入がしやすいです。
サマーウォーズ (1) (角川コミックス・エース 245-1) 角川書店(角川グループパブリッシング) 2009-08-10 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |