パプリカ観てきました

よつばと展に行ったあと新宿に移動し、ルミネをふらふらしてからテアトル新宿へ。「パプリカ」を観てきました。ほっといたら地元にはいつ来るかわからんかったんで…金曜の14時の回は三十分前に来たらいい番号の整理券もらえる感じでちょうどよかったです。最終的に三分の二よりちょっと多いくらい入ってました。

筒井さんの作品は大好きでほとんど読んでいるんですが、パプリカを読んだのはだいぶ前で、ストーリーはほとんど忘れていました。ので、あえて忘れたまま観ました。

思ったよりもずっと、こじんまりした作品になったんだなあという印象です。悪い意味ではなく。
もっとこう、ぶよぶよと際限なく沸き上がり増殖していくイメージの奔流みたいなものが観られると思っていたんですが、それほどでもなくて。ただ、筒井さんの文章の疾走感、突き抜けていく快感のようなものは感じられたので、縦軸かそれとも横軸かってことなのかなあ。画面が大きく広がって上に上に増えていくのではなくて、小さな画面があって、そこから奥に奥に突き抜けていくような印象。CD欲しかったんだけど、物販では売ってなかった。パプリカまた読み返して、音楽聴いて、地元に来たらスクリーンでまた観たい。そうだ、観た直後にもう一回繰り返し観たいと初めて思った映画です。繰り返して、裏返して、突き抜けて、ぐるりと巡って、着地したと思ったら底抜けて落ちていきたい。そんな衝動が感じられる映画でした。とりあえず原作とサントラ買った。
エンディングに流れるテーマ曲はこちらからお聴きになれます。